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10月に入っても教室のクーラーはほぼ毎日、稼働していますが、さすがに校門通りに設置していた熱中症指数計やミストシャワーは片付けました。最近は朝夕は、涼しい風を感じる日も多くなりましたが、先日(8日)の体育祭は、当初台風22号の影響がでるかも、と心配していましたが、ルートが南に下がり雲もほとんど無い程の快晴に恵まれ、暑すぎる程の天候でした。(すでに23号が発生し、同様のルートを取るようで楽観はできません、<10日現在>)もし、この日が大雨で体育祭ができなければ、延期の日は10日の予定でしたので、陸上競技場で体育祭の閉会式の後、終業式もして通知表を渡すことになるところでした。しかし、本校が体育祭を実施するためにお借りしているのは、徳島市ワークスタッフ競技場という、タータンのトラックが敷き詰められた全天候型の競技場で、フィールド内は天然芝が敷き詰められた素晴らしい競技場です。したがって、前日や朝までどんなに雨が降ろうと、土砂降りが朝から続くようだったり、暴風雨警報でも出ない限り、開催は可能ですので、順延の心配はそれほどしておりませんでした。その考えが確かなモノになったのは、先月東京国立競技場で開催された世界陸上を見てからです。暑さ対策として、マラソンや競歩は早朝から始め、その他の多くの競技は日没以降実施していましたから、毎晩のように放映されていた生中継に見入っていました。そのような中、日本男子チームも出場した最終日の400mリレー競技の決勝は画面にも伝わってくる程の大雨の中、途中で中断もありましたが(この中断さえ、珍しいと解説者が言っていたほど、あのタータンのトラックってすごいんですねぇ)競技ができたいたことで、そのタータンのトラックの水はけの良さに感心したのですが、本校が借りたワークスタッフ競技場も全く同じではないにしても全天候型なので安心していました。そして、こんなすごいトラックをみんなは走るんですよ(全員リレーがありますので)、という話を開会式でもしました。その開会式で私が、必死で考えた(苦笑)、話は、つぎの通りです。(多少アドリブをいれたかもわかりませんが、もう忘れました<笑>)
令和7年度 体育祭 開会式(校長挨拶)
みなさん おはようございます。いよいよ待ちに待った体育祭がやってきました。当初は台風22号の進路が気になりましたが、皆さんの願いが通じて、素晴らしい天候で体育祭を迎えることができました。1年生にとっては初めての附属中学校での体育祭です。小学校に比べて,練習時間が少なくてびっくりしたかもしれませんが,それでもしっかりとできるのが附中生です。そして,2年生は昨年に続いて、そして3年生は、附属中学校での最後の体育祭となります。中学校単独でこんな素晴らしい競技場を借り切って体育祭ができる学校はありません。先月の国立競技場で行われた、世界陸上を、毎晩見た人も多かったと思います。あの最終日のリレーの前、競技場はものすごい雨が降っていたのを覚えていますか。あんな天候でも全天候型の競技場は競技ができるんですよね。ここワークスターフ競技場も全天候型のタータンのトラックで、フィールドは天然芝です。みなさんは、この素晴らしいトラックを全員リレー等の種目で走るわけです。こんな場所で体育祭をするためには、体育科の先生方を中心に、先生方の大変な準備と計画が必要です。そして,警備員の北上さんは,少しでも多くの保護者の皆さんに参観いただくため,入念な駐車場の警備計画を立ててくれました。この競技場のスタッフの方々を始め,多くの方々にお世話になっていることを忘れないでください。その方々への感謝の気持ちを忘れないことで,今日の体育祭がより思い出深いものになると思います。1年生は初めての体育祭を大いに楽しみ,2年生は昨年以上に盛り上げてください。そして,3年生はベストを尽くして,仲間もしっかり応援して、中学校最後の体育祭で素晴らしい思い出をつくってください。クラスもそして兄弟学級も応援を通して,一体感を味わってください。
保護者の皆様におかれましては,平日にもかかわらず早朝より,多くの皆様にお越しいただきましてありがとうございます。ご来賓の保護者会会長様も,ご臨席ありがとうございます。短い練習時間ではありましたが,ひたむきに頑張る子供たちの姿を最後までご覧いただけたらと思います。なお、後半の3年生種目の「青春のレンタル」いわゆる、借り物競走につきましては、このメインスタンド前で競技が行われますので、附属中学校で最後の体育祭となる3年生のご家族のかたのみ、生徒がおりますメインスタンドへ移動して観戦していただけるようにしたいと思います。1,2年生のご家族の皆さんは、また来年、さ来年を楽しみにしてください。なお、その競技が終わりましたら、また、芝生席の方へのご移動をよろしくお願いいたします。それでは,みなさん「豊かな心」と「豊かな学び」を忘れず、頑張ってください 応援しています。終わります。
この体育祭は、10月に入って一番暑いくらいの一日でしたが、無事終える事ができました。閉会式では、多くの保護者(駐車場に入った車は230台ほど。一台に何人乗っていたかはわかりませんが、自転車やご近所から徒歩で来た人も多数。平日にもかかわらず、数多くご来場いただきましたことに、頭が下がります)がまだ残ってくださっていましたので、各学年の優勝、準優勝、総合優勝等の表彰をした後、手前味噌ですがと、次の話をさせてもらいました。
本当に練習時間の余り取れなかった中、子供たちはよく頑張りました。私たち教員も、先月末までは、教育実習で50人近い学生が来ており、それと並行して計画や準備を進め、子供たちは期末テストや、3年生は1週間前に基礎学力テストもあり、大変忙しかったと思いますが、我々も採点や学期末処理の準備など毎日、大変な仕事量でした。しかし、今日のようにひたむきに頑張る姿や子供たちの満面の笑顔を見ると、そういう苦労も一瞬で吹き飛んだと思います。これからも、チーム附属として一致団結して子供たちを応援していこうと思っておりますので、これからも今まで同様、保護者の皆様のご支援を何卒よろしくお願いいたします。と、話させてもらいました。
前後期制の学校も県下の市町では、いくつかありますが、後期までの秋休みが1週間もあるのは本校だけです。秋休みと言っても、その休み中に1年生は1泊2日の宿泊活動に兵庫県の鉢伏山に登山に行きますし、3年生は日帰りで、淡路・神戸方面へ校外学習に出かけます。2年生は後期が始まったらすぐに2泊3日の東京方面への修学旅行がありますから、その準備をしなければなりません。ということで、秋休みと言っても子供たちは、何かと忙しい日々を過ごします。でも、気分一新、令和7年度の後半戦にむけて、しっかりとエネルギーを補充してもらいたいものです。
それにしても、ようやく、本当にようやく朝夕はちょっぴり、秋の気配が感じられるようになってきました。四季の変化に富むこの美しい国に、偶然とはいえ生まれたことに幸せを感じてこの歳まで生きてきたのに、ここ数年(暑さの表現が、猛暑→激暑→命に危険が及ぶ暑さになってきましたと、極端に変化してきました)は、その季節感と暦にずいぶんズレを感じるようになりました。私が青年教師(!)だった頃、「せんせー」と呼ばれながら、まさに勢いだけで子供と戯れていた時代、クーラーのない教室で「暑い、暑い、勉強やする気せん(しない)わぁ」と言う生徒に「勉強せんのを暑さのせいにするなー!あと半年して、寒い、寒いって、言い出すときのために、この暑さを覚えとけぇ」などど、訳のわからん事を言いながら、クーラーの無い(でも今より暑さはマシでした)教室で黒板に板書しながら、「あぁ、額から流れる汗に仕事をしてるって実感するわぁ」等と、やせ我慢をしていたことを思い出します。ホントにひどい教師でした。その頃私に教わってしまった(!)生徒のみなさん、当時の他の先生方のおかげで今は立派な大人になっていることと思います。「若かったから」は理由になりません。ごめんなさい。というわけで(どういうわけ?)、少しずつ、朝夕は、秋を感じるようになってきました。私は、クーラーにも暖房器具にも頼らないで生活できる季節がとても好きなのですが、前述の通り、最近はその期間が本当に短くなっています。その心地よい気温の季節である「春」と「秋」は対照的で、私が好んでこのページに引用する「昭和の歌」の歌詞にもその差が見事に情緒的に書かれているものがたくさんあります。言うまでもなく、「春」は冬の暗い雰囲気から、雪解けを迎え、動物たちの活動も活発になり、なんといっても日本国民に幅広く愛される花である「桜」が開花することで、大変明るく、希望に満ちた夢膨らむイメージです。世の中も進学、進級、就職をはじめ、新しい年度のスタートということで活気がみなぎっています。それに比べて、「秋」。燦々と輝く太陽と共に、はじけるパワー満載の夏の数々のイベントも終わり、去りゆく楽しかった夏の思い出と共に、段々と下がっていく気温と比例して、どこか物寂しく感じるのがこの季節です。数々の名曲にも素敵な言葉で、その想いが表現されています。気温は似ている「春」と「秋」とはいえ、このように全然違う季節感があるわけですが、私は「秋」のもの悲しさが好きです。(自分の性格に合っている、と言っても周りの人は誰も賛同してくれません!〈笑〉)「行楽の秋」とか「食欲の秋」といった明るいイメージも多々ありますが、私は過ぎゆく夏を惜しみながら、徐々に気温が下がってあっという間に冬本番を迎える、まさにこれからのほんの短い期間が好きです。青々とした若葉と対照的に落葉樹から落ち葉が散っていく姿に,昨今の自分の姿を重ねてしまいます!なんか暗い文面になってきしたが、そんな少しセンチな気分に浸っているときにどこからともなく香ってくる「金木犀の香り」はまさに、私にとって『The Autumn』なのです。(10月10日の段階で、校内に数本ある金木犀はまだ全然開花していません)
当たり前ですが、このコーナーはそんなに見て(読んで)くれる人は少ないのですが、中には、年寄りの戯言に目を通してくれる方もいて、先日の市内の校長会で、私よりずっとお若い女性校長先生から、「久しぶりに、徳島市内各校のホームページを全て見ていってたら、先生のページで止まってしまって、しばらく笑いこけました!」と、笑いながら話されました。完全にバカにされていますと思います(涙)。まっ、彼女がまだ臨時教員だった頃に出会い、同じ学年で仕事をしたのですが、今でもこんな年寄りを相手にしてくれているので、ありがたい限りです(笑)。このページについては、読まれた方から、「校長の自己満足でダラダラ書いてるんだろ!」と、よくご指摘されるのですが、全くその通りです。ただ、今回は11月3日に本校で実施されるオープンスクールの案内のチラシを、徳島市内25校ほどの小学校へ先週、直接私が届けたばかりで、ひょっとしたら、「このページ、何だろう?」と開けてくれる小学校の児童や保護者の皆さんもいるかも知れません。今徳島市内の小学校の校長先生は、以前私が市教委に勤務していた頃、市内の全ての公立小中学校を年間2回ほど学校訪問をさせていただき、全クラスの授業を参観させて頂いた時に、校長先生と共に各教室を案内してくれた教頭先生だった方がほとんどなので、みなさん気安く接してくれました。各学校の校長室もとても懐かしかったです。そんなわけで、本校にいろいろなイメージを持って、初めてこのページを読んだ方(多くの方はこのページを開けた瞬間、その文字数の多さに辟易して、すぐ閉じることと思いますし、私にとってはそれが狙いでもあります<笑>)が、???だけならまだしも、こんなこと書く校長がいる学校って大丈夫なの?と思われはしないか心配です。かと言って、威厳のある文書も書けないし・・・。今更、「教育とは・・・」なんて似合わないし(笑)。しかし、益々若くなる保護者の皆さんに、昭和歌謡やフォークソングの話をしてもほとんど伝わらないでしょうし・・・。あ~、すみません。オープンスクールのチラシを見て、初めてこのページを開けた方に誤解を受けぬように、格好つけるつもりでしたのに・・・やっぱり無理でした。一応、一つくらい(!)真面目な話を・・・。
9月末に全国の附属学校園の管理職や保護者会(PTA)の会長700名以上が東京に集まり、附属の課題、全国の取り組み等を聞いて、そして情報交換をしてきました。全国各地域ごとに附属学校のあり方も様々ですが、子どもたちのために、附属の使命を忘れず、一層の取り組みを期待されている事を聞いて、身が引き締まる思いでした。そして、基調講演をされた方が、私の大学の専攻も同じ(技術科)の1学年先輩の絵本作家「くすのき しげのり」さんでした。朗読もしてくださり、会場は涙、涙でした。終わってから、くすのきさんの絵本を購入し、著者にサインをしてもらう長蛇の列がありました(私も並びました)。すでに、何十冊もの絵本を出版して、小学校全学年の国語の教科書にも掲載され、何冊も課題図書にも選出されています。学生時代から大変ユニークで温かい先輩で、卒業後、しばらくは小学校の先生をされた後、絵本作家へと転身され、今や大活躍です。本校の保護者会の会長は、小学校の時の恩師で、くすのき先生に出会えたから、今の自分(弁護士)があります。とおっしゃっていました。大会終了後、一緒に昔話にふけり、たくさんのエネルギーをいただきました。
さて、今朝登校指導を終えて、校門付近から職員室の方へ向けて、校門通りを歩きながら、ふと空を見上げると、夏の入道雲の空とはうって変わって、今までより幾分高く見える青空に、秋の雲が浮かんでいました。私は、よく空を見上げます。大好きな飛行機を見たい(徳島市上空は国際線のルートにもなっており、多くの機材が飛んでおり、校長室では常に航空無線が流れています<笑>)という意味もあるのですが、昔「雲の写真集」を見て感激して以来、空を見上げることが多く、そのため、よくモノにぶつかります(笑)。その時は、秋の空を眺めながら、「風立ちぬ」https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?q=%e9%a2%a8%e7%ab%8b%e3%81%a1%e3%81%ac+%e6%9d%be%e7%94%b0%e8%81%96%e5%ad%90&&mid=17D687F9CA48582D9BB617D687F9CA48582D9BB6&FORM=VAMGZC を無意識に口ずんでいました。そして、「よし、風のインクで手紙をしたためてみよう!」なんて朝から空想してしまう、余りにも単純な私です。先日校長会でご一緒した大規模校の女性の大校長は、この曲が十八番で、一緒に勤めた8~9年前には素晴らしい美声を聴かせてくれたことを思い出します(また、聴かせて!って言ったら、二度と歌わん、て睨まれました<笑>)。こんなことばかり書いていると、「ここの校長大丈夫?遊んでばかりで‥」ってすでに思われていると思いますが・・・。
本校の名誉挽回のため(!)に、こういう時は、他の人の力をお借りすることにします。本校にご来校された方が、最初に出会うのは、本校の警備員さんの「K上さん」です。この方のことを語り始めると止まりません。このページを何ページ費やしても足りません。私も長い人生で、多くの出会いがあり、数え切れない人たちに助けてもらいながら今があるのは、言うまでもありません。https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?q=%e4%bb%8a%e6%97%a5%e3%82%82%e3%81%a9%e3%81%93%e3%81%8b%e3%81%a7+%e5%b0%8f%e7%94%b0%e5%92%8c%e6%ad%a3&mid=12094EC8A44CAC2C4BE512094EC8A44CAC2C4BE5&FORM=VIRE
(このページでは、このように私の全く個人的な好みでの様々なジャンルの曲を紹介します。この曲は私がライブにも最も多く出向いた今年78歳になるアーティストで、先日ツアーを終了し、国内アーティストとして史上最年長記録を更新した方です。私自身の人生を振り返って多くの出会いを考えたとき、必ず頭の中を駆け巡る曲です。かつて、この歌詞を使って生徒に話をしたこともありましたが、今はそういうチャンスがほとんどないので、このような場で紹介しています。私にとって心に染みる曲です)そのような出逢いは、職業柄、同じ職種の人が多いわけですが、全く職種の違う人も、もちろん多くいます。その中でも私にとって人生の後半で出会ったすばらしい人物の一人が生徒にもとても好かれている本校の警備員さんです。何がすごいかって、それは本校にご来校いただければ、わずか一瞬でもその一端を感じて頂けると思います。「人として」本当に、私はリスペクトしています。かつて私は、卒業式の式辞の中に、この「K上さん」のことを書きました。当時の式辞が残っていたので、私が卒業式で読み上げた式辞の一部を紹介します。
「・・・・本校の校訓である、敬和奉仕の精神に生きる人間学校、その卒業生として、皆さんが今後それぞれの各分野のエキスパートとなって、日本、そして世界を支える人材になっても、人として、温もりのある心を持った、立派な大人になることを一番の目標にしてください。「りっぱな大人」等というと、抽象的な表現と思うかもしれませんが、皆さんには、まさに「りっぱな大人」と称することに誰も異論をはさまない人に、三年間お世話になりました。家族や恩師以外で、その人とは、誰でしょう。
そうです。○上さんです。今朝もいつもの笑顔で迎えてくれましたよね。私も今までの人生で多くの出会いがありましたが、あの方ほど、にじみ出るやさしさ、温もりを感じさせてくれ、ご自身の仕事に誇りを持って、仕事以上のことにも黙々と気遣いをしながら実践してくれる、私にとって、人として心から尊敬できる方です。毎朝一緒に校門に立って、多くのことを学ばせてもらっています。今日、皆さんが校門を後にする時、○上さんに負けないくらいの最高の笑顔で挨拶をして欲しいです。人を笑顔にする、相手を思いやる心を持ち続ければ、必ず皆さんの周りには、皆さんを支えてくれる仲間の輪ができます。・・・」
というものでした。卒業生が校門を出る前、○上さんと写真を撮ろうとする行列が、ず~っと続いたのは言うまでもありません。そんな○上さんといつものように、校門前で朝の交通指導をしているとき、今月に入っていくらか涼しい風が吹いた瞬間に「校長先生、随分涼しくなりましたねぇ。こういう時季になると私の頭の中で『秋の気配』っていう曲がこだまするんですよ」、「えええ~っ!、それってボクの定番!!」と叫んでしまいました。(秋を感じ始めると、毎年私のCDデッキか、レコードプレーヤでかける「定番」が、私が中学3年生の時(K上さんは高校生)にリリースされた、オフコースのこの曲です。
https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?q=%e7%a7%8b%e3%81%ae%e6%b0%97%e9%85%8d+%e5%b0%8f%e7%94%b0&&mid=41C20A71AA921699195941C20A71AA9216991959&FORM=VCGVRP
初めて、このページを見て頂いた小学校の児童や保護者の皆さんがもしいらっしゃいましたら、訳のわからないとりとめのない内容を最後まで読ませてしまい、申し訳ありません。年老いた校長が、時々不定期で戯れ言を綴っているページですので、気にしないでください。ここまで時間を費やして読んで頂いたからといって本校の理解が深まるわけでも無かったことを心よりお詫びいたします。それでは、最後に本日の終業式の挨拶です。(もうええわ!っていう声が響いてきます<笑>)今回は、いろいろ忙しく、十分な練習はできなかったのですが、割と頭に入ってて、ホボこの通り話せたと思います。
令和7年度 終業式 校長あいさつ
おとといの体育祭の疲れはもう取れたでしょうか。早いもので、令和7年度がスタートして、半年が過ぎました。1年生の皆さんは、この場所で2年生や3年生の先輩方から紙吹雪で歓迎を受けた入学式がつい、この間だったような感じがしませんか。2年生や3年生の皆さんも、今の教室に入ってからもう半年が過ぎました。別の見方をすれば、1年生はこの間、附属中学校へ入学したと思っても、もう中学校生活の6分の1が終わったことになります。2年生は中学校生活の半分が終わりました。3年生にとっては、附属中学校での生活がもう5か月をきっています。令和7年度の折り返し地点を向かえ、これからの半年を、みんなに全く平等にある同じ時間を有効に使って、人生で一度きりの中学校生活を充実した日々にしてもらいたいと思います。そのためには、まず、この半年間をしっかり振り返ってください。振り返るというのは、体育祭楽しかったな、文化祭もおもしろかったな、などと思い出に浸るだけではなく、もちろん自分の頑張った部分はしっかりほめて、さらに伸ばしていきましょう。逆に、足らなかったところ、もっとこうすべきだったと思うこと、それは学習面だけでなく、友達や家族との関係も含めて生活全般において、あれは間違っていたなと思う自分の言動などがあれば、それらをしっかりと反省し、解決策を考え実行に移すことで、令和7年度の後半の皆さんは大きく成長できると思います。明日からの秋休みも、1年生は宿泊学習、3年生は校外学習、後期が始まるとすぐに2年生は修学旅行と、楽しみな行事が待っています。前期を振り返って、修正すべきところを自分に言い聞かせて、その気持ちを持って、それぞれの行事に臨めば、より素晴らしい思い出ができると思います。頑張ってください。
そして、毎年年度当初にお願いしている「あいさつ」ですが、私はトータルで17年目、附属中学校で勤めさせてもらっていますが、今は私が感じる限る、今までで最も挨拶がよくできているように思います。先日も2年前に本校を出られた先生が来校して、すれ違う皆さんが挨拶をしてくれることに、「いつからこんなに挨拶ができるようになったん」と言ってくださいました。ただその先生は、以前の本校を知っているから、その頃と比較して感じたのだと思います。私も市内の中学校でも校長をしたことがありますから、いいところが一杯ある附属中学校で、挨拶さえ、もっとできたらなぁと、思い続けてきました。それが確かに随分とできるようになってきましたが、本校に出入りされている他校にもたくさん出入りされている業者の方々から、「附中生は、あいさつが素晴らしいですね」とはまだ言われません。積極的に自分から挨拶ができているかどうか、それは自分に問いかければすぐわかると思います。ここまでできだしたのですから、後期は、さらに元気な挨拶があふれる附属中学校になることを願っています。同様にこの後歌う校歌もそうです。1,2年生の皆さんは、先月の文化祭で、3年生の感動的なハレルヤ合唱を聴いて、自分たちも先輩に負けないように頑張ろう、と思いましたよね。3年生にとっては、校歌を歌う回数も残り少なくなりました。母校を思う気持ちを歌に乗せて大きな声で後輩をひっぱって歌って欲しいと思います。しっかり校歌が歌えるというのは、心が元気な証拠です。よろしくお願いします。
話は変わりますが、大阪・関西万博があと3日で閉幕を向かえます。4月から半年間の開催でしたが、行かれた人も多いのではないでしょうか。私が現地に行ったのは55年前の大阪万博の方ですが、今回当時の映像が何度も流れ、小学校2年生だったその頃のことが鮮明に思い出されました。今後、また万博があるかどうかはわかりませんが、皆さんがいくつになっても、今の万博の映像を見る度に、2025年、すなわち附属中学生の今を思い出すと思います。何十年経っても、鮮明に思い出される今年が、より素敵な思い出としてよみがえるように、後期も頑張ってください。そして、そういえば、あの年から、附属中学校の挨拶がよくできるようになったんだよなぁ、と又一つ、附属中学校の良き伝統が今後、脈々(ミャクミャク)と続いてくくれることを期待しています。
この後5時間目に,皆さんは担任の先生から通知表をもらいます。1年生は中学校で初めて手にする通知表です。私は、全校生徒の通知表を見せてもらいましたが、皆さんにとっては、ひょっとしたら思ったより、評価が低いな、と感じる項目もあるかもしれません。これは、各教科の先生方が皆さんをよく見て、もっと能力がある、もっとできると見てくれているからこそ、今後に期待をしてくれていることの証であると理解してください。後期に向けて、より高い自分を実現するための励みにしてもらいたいと思います。それではわずか1週間余りの令和7年度後半戦に向けてのハーフタイムです。「豊かな心」と「豊かな学び」の思いを大切に、元気な皆さんと10日後に、この場所で始業式が迎えられることを楽しみにしています。充実した秋休みを過ごしてください。 終わります。
いや~、自分なりに考えて(脈々=ミャクミャク)を入れたんですけど、生徒の表情を壇上から見てると、ほとんどの生徒が反応しませんでした。(一応真剣に聞いてくれてたから、笑うタイミングではなかったんでしょうね)
今まで何度となく時間に余裕がある時にこのページに目を通して頂いている極少数の皆様、今回はいつも以上にダラダラと書いたわけではないのですが、最後までお読み頂き、ありがとうございました。これ以上、老害でご迷惑をおかけしないように、日々自分自身に言い聞かせているつもりですので、ご批判のお電話、メールはご勘弁くださいマセ(苦笑)。