2月下旬頃が随分暖かく、このペースだと桜の開花は早くなりそう、と思ったところ、3月上旬からの冷え込みがあり、卒業式が終わった頃には寒さも、もう終わったかと思ったら、また冷え込みだし、4月に入っても3日頃までは、朝夕は寒く感じました。当初、徳島市でも桜の開花予想は、3月20日過ぎで、3月末が満開だろうと言われていました。この時期いつも思うのは、入学式の日、新入生を本校中庭のシンボルツリーのごとくそびえる桜が、咲き誇った状態で迎えて欲しいなぁ、と思うのですが、年々開花が早まり、ほとんど散ってしまった状態で入学式を迎えることが多かったです。今年は、3月末からの冷え込みが功を奏して(!)、何とか、4月9日の入学式にも、中庭の桜が残ってくれそうですがどうでしょう。写真は一番上が中庭の桜が開花した3月27日、その下が3月31日、そしてほぼ満開になった本日(4月5日)と、それをライトアップした様子です。
本校中庭の桜は、平成元年度の卒業記念植樹として植えられたもので、当時の卒業アルバムを見ると、全長2mにも満たない細い苗木です。それが平成の時代を経て、こんなに大きくなり、令和7年度も立派に咲きました。当時の中学3年生は、現在50歳を超えている人たちです。是非、この曲https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?&q=youtubemusic+%e6%a3%ae%e5%b1%b1+%e7%9b%b4%e5%a4%aa%e6%9c%97+%e3%81%95%e3%81%8f%e3%82%89+%e7%8b%ac%e5%94%b1&&mid=E0522014B41F020934E9E0522014B41F020934E9&&FORM=VRDGAR
を口ずさみながら、立派に成長した、この桜を見に来てもらいたいものです。
令和7年度が始まりました。6名ほど、教職員の転出入があり、新しい学年、クラスのスタートに向けて、毎年見慣れた光景とはいえ、全教職員が4月1日から、フル回転で動いています。この桜もそんな風景をもう、37回も見続けているんでしょうね。
私事で大変恐縮ではありますが、学長より「もう少し、校内の草刈りなど、環境整備をするように!」との命を受けて、今年度も本校で校長として勤務させていただくことになりました。県下最年長校長の記録を更新することなど、何の自慢にもならないばかりか、ロートル校長が教職員、そして生徒・保護者にご迷惑をおかけしないようにと、歳は重ねておりますが、4月1日より、また気持ちを新たに励んでおります。世の中が大きく動く中で、教育もICTや生成AIを効果的に教育へと導入する試みが日本全国で広まっており、私も、情報収集や、文科の毎日の大臣会見を始め、HP上へアップされる情報を見逃さないようにして、それを本校の教員にフィードバックしながら、先生方の授業力向上へのモチベーションが高められるよう支援をしていく所存です。本年度も、どうかよろしくお願いいたします。本校で通算17年目の春を迎えておりますが、不易流行という、教育界に最もふさわしい内容の実践者になれるよう努力して参りますので、またご支援、ご叱責等、よろしくお願いいたします。