本校は2学期制なので12月は終業式はありませんが、本日(20日)を持って、今月の授業が終了し、1月5日まで冬季休業日となります。
このページ以外の他のページは、本校の入試への出願が近づくにつれ、「本校への進学を迷っている児童や保護者もいると思うので、教科のページや部活動のページを頻繁に更新して、魅力を伝えてください」と職員会などで私が発言しておきながら、自分の担当ページは全く更新が進んでおらず、こういうリーダーは信頼されませんよね。ただ、このページを見る人は少ないうえに、もしこれを小学生やその保護者が読んだとしても、本校の魅力UPの広報にはならないばかりか、「こんな変わった校長のいる学校大丈夫?」と思われかねません、等と自虐的な言い訳をしておりますが、本当に自己満足だけのページとはいえ、HPは鮮度が一番ですので、そのあたりはマメに更新しているトップページのトピックスで学校の様子をお知りおきいただければ幸いです。担当の本校の教頭先生は、毎朝デジタルサイネージ(電子案内板)に書き込み、HPのトピックスも頻繁に更新してくれています。デジタルサイネージは、私が20年前にフィンランドへ研修に行かせてもらった時、首都ヘルシンキのどんな小さな学校にも、玄関、そして各階の廊下にデジタルサイネージが掲示されていて、私たちの訪問を知らせてくれたり、明日の予定が出ていたりしました。当時、日本では東京などでもほとんど設置されておらず、大学でも見たことが無かった時代です。帰国し、校長先生にその有用性や将来性を話して、大学と交渉してもらい、玄関に設置してもらいました。購入に際しては、大阪から大手電機メーカーS社の担当者が来校し、これからは、どんどん普及すると思いますが、日本はまだまだ遅れています。まして、学校関係は、一部の大学に入っているだけです。と言っていたのが印象的でした。それから、5年くらいであっという間に全国に広がりましたが、小中学校では、まだ電子黒板を置いているところはあってもデジタルサイネージで一斉送信できる設備を入れているところは県内では少ないと思います(本校も各階や体育館等にも設置したいところですが、今のところ玄関と中央階段2階の踊り場のみです)。先日、文科省の情報教育振興室の調査官にお話をきいたところ、世界で一人1台タブレットが全国に普及しているのは日本だけで、それなのに、ICT活用率は世界34位とかで、極めて劣っているということでした。毎日、スマホやタブレットを手にして、自分たちは常にトレンドを把握して世界でも最先端の学習や暮らしをしていると思っている子供たちにその現状を知らせ、これからの予測不能な社会へ出て行くためには、改善点を示唆していかなくてはならないと今更ながら反省しています。日本より遙かにICTを駆使して、授業に取り組んでいる先進国は、一人1台のタブレットの環境がとても羨ましいそうです。私たち教員が積極的に学ぼうとせず、子供たちの学びを止めることがあっては絶対にいけません。本校は県下の中学校教育をリードするのが、創立当初からの使命ですので、なんとしてでも更なる活用を県下に示せるよう努力したいと思います。その研修方法や、全国の先進校、海外の取組を調べて紹介していくのは私の仕事ですので、もう少しアンテナを各方面に広げて情報を吸収し、本校生徒へ還元できるように努力しなければならないと、決意を新たにいたしました。
今回はまず、タイトル曲の紹介から入るつもりでしたが、更新が遅い言い訳をしていたら、冒頭での紹介では無くなってしまいました。こういうところは、私は一向に成長しません。60歳をとっくに過ぎて、ますます思考が固まって、いわゆる「頑固」になったとは思っていませんが、とにかく成長が見られません。自分としては、もう少し人生を謳歌(というほどでは無く、好きなことして楽しみたいレベル!)したいのですが、本を読んだり、様々なジャンルの音楽を聴いたりと、自分に多様な肥やしは与えているつもりですが、この歳まで来ると退行することはあっても、成長はなかなか感じられません。ハッキリと成長が感じられるのは、「体重」くらいです(笑)。またまた、いつものように(!)、すぐ本題からズレてしまいますが、本校への進学を考えてくれている小学校6年生のみなさん、本校の先生方は、論理的に、そして多角的、多面的なものの見方にたけた、温かみのある楽しい先生ばかりで、それぞれの教科の魅力を存分に教えてくださる先生方です。ちょっと(だいぶん!?)変わっているのは、校長だけです。徳島市内の小学校の校長先生方は、ほぼ皆さん存じ上げていますから、校長先生に私のことを聞いたらどんな人か教えてくれると思いますよ(やっぱり、恥ずかしいから聞かないでください<笑>)。ということで(どういうことで?)、さすがにこの表題の曲は、いつもこのページに出てくる私が中学生や高校生の頃にリリースされた曲と違って、割と最近(それでも今から21年前の10月1日)発表になった曲「雪の華」です。https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?&q=%e4%b8%ad%e5%b3%b6%e7%be%8e%e5%98%89%e3%81%ae%e9%9b%aa%e3%81%ae%e8%8f%af%e3%83%95%e3%83%ab%e3%83%90%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%83%a7%e3%83%b3&&mid=812A541EEDD6A5E6F169812A541EEDD6A5E6F169&&FORM=VRDGAR 大ヒットしたので、今でも時々TV等から流れてきて、聞いたことがある生徒のみなさんもいるかも知れませんが、実は21年前というのは、私が附属中学校へ着任した年なんです。今でも、冬になるとよく耳にしますが、この曲を聴くと、私が附属中学校へ着任した当時のこと、受け持ったクラスの生徒たち(現在35歳の働き盛りのはず)のこと、当時とほとんど変わらない校舎のあちこちの様子など、本当に次から次へとよみがえってきます。音楽の素晴らしいところは、昔よく聴いていた曲を偶然耳にすると、当時の景色や街の様子、その頃の自分や周りの人間等と共に、空気感までよみがえってくるところですよね。カラオケBOXで好きな曲を歌うのも楽しいと思いますが、私は、ふと聞こえてきた音楽から、一瞬にして当時にタイムスリップできる瞬間が好きです。不意にそういう瞬間がやってくることに、最近は特に感動するようになりました。きっと歳のせいですよね(苦笑)。ようやく最近になって冬らしい寒さを感じ始めましたが、徳島市では、今のところ寒くて困るほどではありません(クリスマス寒波は来そうですが)。このように昔に比べて暖かいとはいえ、私はタイトルに書いたようにこの「冬の華」の ♪ 風が冷たくなって 冬の匂いがした ♪ という歌詞が昔から大好きです。ホントそうですよね。「冬の匂い」。生成AIが何でも答えて、話して、描いてまでくれる時代がやってきても、こういう人間らしい感性を磨きたい!と思うのは、年寄りの戯言でしょうか・・・。そして、本格的な冬の到来を感じさせるときに、視覚的にそのムードを盛り上げてくれる(!)のが、本校の校門通りのメタセコイヤ並木です。昔から、附属中学校へ会議等で訪れていたときも、メタセコイヤがたくさん植わっているなぁ、くらいは思っていましたが、紅葉の頃はあまり見たことが無かったので、21年前勤務を始めた頃、そう、ちょうどこの曲がリリースされた頃から、このメタセコイヤ並木の紅葉を見続けてきたので、いつの間にか、冬が始まるのと、この光景が私の中では重なります。メタセコイヤという木の名前も、その並木道も、私が覚えたのは、あの名作、冬ソナこと「冬のソナタ」です。保護者の皆さんはご存じでしょうか。生徒の皆さんもタイトルくらいは聞いたことがあるかな?日本で一斉を風靡してから、もう20年も経ちます。本校の先輩の先生から聞いたのは、これだけメタセコイヤが並んで植わっているところは、日本国内では珍しいとか。中庭の本校のシンボルツリーでもある大きな桜の木の葉は、12月19日に最後の3枚が落ちました。毎年、メタセコイヤの葉も全部散るわけですが、毎朝、特に大風の翌日は、ボランティア部を中心に生徒が懸命に掃き掃除をしてくれます。先日、遅くまで掃き掃除をしていた生徒が、「こーちょーせんせー、来て来てぇ」なんて、珍しく私を手招きして呼んでくれるので、近づいてみると、落ち葉を集めて楽しんでいました。中学生って可愛いな、私にも確かにあった(と思う‥)中学生の頃の「アオハル!」が懐かしくなりました。
話は変わりますが(これだけ、とりとめも無い話をしていて、変わるも変わらないもないワ!という突っ込みを自分で入れています<笑>)、今日(20日)で、他の県内の中学校より一足早く授業が終わりましたが(多くの学校は、23日が2学期終業式)、12月に入って、朝の1時間目に、キャーキャー言いながら、運動場で体育の授業を受けている中3女子の声が、校長室まで聞こえてきました。寒い中、あまりにも楽しそうなので、校長室を出て、運動場まで見に行って来ました。附属中学校へ登校する日も、もう50日をきっている子供たちの屈託のない笑顔を見ていると、ホント心が温まります。それにしても、ソフトボールの授業でしたが、びっくりするくらいトスされたボールを空振りしたり、イージーフライをキャッチできないのが、また微笑ましかったです。そこには、おじいちゃんの目で見て、微笑んでいる自分がいました(笑)。
そして、今月は13日(金)に、本校としては、多分開校以来初となる(ちょっと表現がオーバーですが)1年間に2度目となる、 研究発表大会(公開授業研究会)を行いました。3年生が25年以上続く本校伝統の「模擬県議会」を体育館で実施し、公開しました。例年と違う大きな特徴は、それぞれの議案に「STEAM」の各視点を盛り込んだところです。予測不可能な未来を生きる子供たちは、将来様々な問題点を見つけだし、それを解決するための課題解決能力が必須の力となります。そんな時、子供たちは数学ではこんなことを習い、理科ではこう、技術の時間では・・・、なんて各教科での学びを思い出しながら、解決策を考えるのではなく、そこでは、今まで身についた各教科で学んだことの総合力と言いますか、今までつけた学力を元に、思考・判断して、課題解決へ必要な視点から解決策を求ようとする訳ですが、そういう時に、常に各教科間の学びを結びつけて考えていく、「STEAM」の視点は大きく役立つはずです(詳細は本校HPの「本校の研究」のページをご覧いただければ幸いです)。諸外国では、すでに本格的に取り組んでいるところも多く、日本でも高校の「総合的な探究の時間」で取り入れるように、文科省から指示されていますが、その取組状況には各県でかなり温度差があるようです。本校は、本学の胸組先生の指導の元に取り組んできました。まだ始めて1年あまりで、荒削りなところも多いですが、子供たちはこちらの期待以上に前向きに頑張っていました。本校の教員は、子供たちの秘めた可能性の高さを知らされましたし、我々も更に学んでいかなければならないと感じることができた発表会でした。各校共に、2学期の終業式直前ということで、現場の先生方の参加は限定的でしたが、本県の教育委員会の先生方や、本学の先生方、そして、沖縄の琉球大附属中学校から、弘前大学の先生まで県外の多数の先生方にお越し頂き、熱心な授業研究会ができましたことも本校にとって、大きな財産となりました。本当に生徒も、我々も今後に向けて、モチベーションの上がる大会になりましたことに、心よりお礼申しあげます。
さて、いよいよ年の瀬です。私が20年来楽しみにしていた、クリスマスイブの深夜に放送されていた、通称「クリ約」が3年ぶりに復活すると聞いて、大変喜んだものの、それが今回限りで終止符を打つことが、御年77歳のご本人から語られたそうです。「『クリスマスの約束』を楽しみにしています、と言ってもらえるうちに番組を終わることにしました」。かっこいいですよね、引き際の美学!私自身は全然かっこよくありませんが、すごく参考になりました(もう遅いですが・・・)。今年始まる全国ツアーでは、どこかの会場へ出かけてみたいなぁと思っています。そして、大晦日には恒例の国営放送の歌合戦があります。この歌合戦と本校の揮毫式(今年度は、2025年1月7日)の回数は一緒なんですよ!(「揮毫式の詳細は、また次回」)その歌合戦は、ここのところ視聴率の低迷が続いているからか、今年は私ら世代の視聴率UPを目指して、70歳オーバーのアーティストが名曲を披露してくれるようです。Bing 動画 や、Bing 動画 とか、Bing 動画 そして、https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?q=%E5%AE%89%E5%85%A8%E5%9C%B0%E5%B8%AF&mid=11B077B384EA24EDC50111B077B384EA24EDC501&ajaxhist=0 等が聴けるようです。これらの曲を聴いて、自分の中学生~大学生の頃までのどんな思い出がよみがえってくるのか、今から楽しみにしています。
そして、徳島出身のZ世代から我々まで多くのファンがいる、超有名なアーティストも鳴門市の大塚美術館からの中継(今ではコアなファンから、聖地と呼ばれているそうです)以来、6年ぶりの出場が決定したそうです。今回は、国営放送で大ヒットしたテレビ小説の主題歌にちなんで、この曲https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?q=%e3%81%95%e3%82%88%e3%83%bc%e3%81%aa%e3%82%89%e3%81%be%e3%81%9f%e3%81%84%e3%81%a4%e3%81%8byu-tyu-bu+&mid=F25AF747112BFF63EC30F25AF747112BFF63EC30&FORM=VIRE
を歌うんでしょうね。 私は、例年以上にじっくり見る(聴く)と思います。ちなみに私はこの番組終了後30分後に、年が明けて同じチャンネルで始まる「生さだ」を見るのが年越しのルーティンです(どうでもいいですよね<笑>)
それでは皆様、2024年も何かとお世話になり、また本校を応援していただき、ありがとうございました。心より感謝申しあげます。そして、こんな駄文を最後までお読み頂いた皆様、「よいお年を!」