フチュッピーの部屋

令和5年度が終了しました。皆様のおかげで、無事今日を迎えることができました。 2024年3月31日





 本日をもって令和5年度が終了いたしました。例年ならこの時期は中庭の今や本校のシンボルツリーでもある1本桜(平成元年度卒業生の記念植樹)が満開のはずですが、3月31日現在、4分咲きくらいです。今年度は4月に、校長が再登板となって、本校の生徒や保護者、関係者の皆様には多大なご心配をいただき、いろいろと不安を抱えてのスタートとなりましたが、多くの皆様からの温かい励ましのお言葉や、何より生徒の頑張りと、保護者の皆様のご支援のおかげで、何とか1年を締めくくることができました。本当に心より感謝申し上げます。本校での通算勤務年数が長いだけ(15年了)で、校長として十分な力が備わっているわけではない私ですが、本当に皆様に助けられたことを実感した1年でした。こんな時、私の脳裏を巡る曲は(スミマセン、いつも音楽に頼ってしまいます)、「今日もどこかで(小田和正)」https://www.uta-net.com/movie/72451/_xeOQ-liNxM/(ボーカルは本人ではありません)です。「気づかないうちに 助けられてきた 何度も 何度も そして これからも 数え切れない やさしさに 出会ってきた‥‥」・・・心に染みます。この歌の後半に出てくる「誰かが いつも 君を 見ている 今日も どこかで 君のこと 想ってる」という部分と合わせて、前任校を去る時に開いてもらったセレモニーで、生徒にこの詩に共感する私の気持ちを話しました。また、本校ではかつて教育実習生に実習最終日に50名の学生を前に話したこともあります。自分が感動するからと、それを押しつける訳ではありませんが、「一人では生きていけない、多くの人が知らないうちに助けてくれていた」、ということに気づくこと、そして、「自分の頑張りをどこかで、見てくれている人がいるよ、あなたのことを想っている人がいるよ」、ということを、これから私には見ることのできない遠い未来をたくましく生き抜いていく子供たちに、そして教師として子供たちを育てる立場に立とうとしている人とたちに伝えたかったのです。
 本当に皆様、お世話になりました。そして、3月は別れの季節です。卒業生が巣立ったあと、お世話になった本校の教職員、10名が本校を去ります。長い人は13年間、短い人は1年間、また購買のお世話や、牛乳給食や環境整備、事務関係でお世話になった方も含めて、本当に本校を、そして子供たちを支えてくださいました。新しく教頭先生や校長先生としてご栄転される先生もいらっしゃいますし、新任教員として赴任する先生も複数います。新しいステージでも、本校でのご活躍以上の力を発揮して頑張っていただきたいです。3月22日の離任式でも、多くの子供たちが(私も)泣いていました。別れのない出会いはありません。「別れるために強く出会う」とおっしゃったのは、徳島市の青少年育成補導センターにもアドバイザーとして長年関わられ、いじめ問題や生徒指導でご指導を受けた教員も多い、鳴門教育大学名誉教授の阿形恒秀先生(現:千里金蘭大学教授)です。私は初めて出会った13年ほど前から、先生には何かとお世話になり、先生に心酔しております。重松清の作品を元にした(ビタミンFの「セッちゃん」等)講演は、涙なしでは聞けません。
 本校でご勤務いただいた皆様、勤務期間の長短はありますが、皆さん一人一人が本校に残してくださったモノ、しっかり引きついでいきます。これからも、大所高所から本校へのアドバイスをいただけたらと思います。
最後に私は、もう1年、本校で草刈り等、環境整備にしっかりと関わるよう、学長や理事様から命を受けましたので、私学を除く県内の中学校でこんなロートルはいないのですが、令和6年度もしっかりと、また皆様に助けられながら頑張る所存でございますので、よろしくお願いいたします。
 明日から令和6年度のスタートとなりますが、今、本校の1,2年生の希望者約30名が、4年ぶりに復活したカナダへの異文化交流研修に行っております。ホームステイをしながら、異国の文化に触れ、4月3日には一回り成長して帰国する予定です。
 それでは、お世話になった皆様に、私にとって、3月の送別の定番の昭和の名曲を送ります。https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?q=%e3%82%bb%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%83%bc%e6%9c%8d%e3%81%a8%e6%a9%9f%e9%96%a2%e9%8a%83&mid=9B15265969D81FB943269B15265969D81FB94326&FORM=VIRE 

   皆様、本当にお世話になりました。お元気で!

 



過去のタイトル一覧
令和6年度がスタートしました。本年度もよろしくお願いいたします。(2024年4月9日)
同じ空の下 どこかで僕たちは いつも繋がっている(2024年3月8日)
暖かい2月ではありますが・・・(2024年2月18日)
♪ あなたの夢を あきらめないで ♪(2024年1月28日)
2024年がスタートしました!・・が・・・。(2024年1月9日)
2023年が終わります!(2023年12月28日)
真綿色した シクラメンほど 清しいものはない(2023年12月3日)
附属中学校であなたの能力を開花させ、さらに伸ばしませんか!(2023年11月5日)
鳶色のひとみに 誘惑のかげり 金木犀の咲く道を‥‥(2023年10月17日)
ちいさい秋 みつけた(い)!(2023年10月6日)