学科の紹介 詳細

英語

【令和7年度第2学年】音読練習から

 授業では教科書本文の音読練習で、レベル式音読練習シートを活用しています。教科書本文中に所々日本語が入っているもので、その日本語の量によって1~3のレベルに分けられており、レベル3はすべて日本語になっています。
 クラス全体で数種類の音読練習をした後、各自がレベル式音読練習シートを使っての3分間の個別練習の時間をとります。そして3分後に、自分が挑戦できるレベルを自分で選び、ペアの相手に挑戦するレベルを伝えた上で音読をします。パートナーは教科書を見て、正しく音読できているかどうかをチェックします。
 この3分の個別練習では、各自の必要に応じて自由に学習者用デジタル教科書で発音を確認したり音読トレーニングをしたりしています。この3分間は各自の状況に合わせて、各自の取組方で、挑戦するレベルに合わせた音読練習ができます。このような短時間であっても、個別最適な学びを大切にしたいと思います。

 

多読活動 - Reading Logを通して - (3年)

 1年生から機会をみて、多読に親しんできました。Reading Logに、自分が興味をもった本の概要や魅力を本屋さんのポップのように書き留めてきました。英語の部屋(第1メディア)には多読用の多様な英語の本を揃えています。例えば、Curios George、Disney Read-AlongやHarry Potter Seriesは人気があります。

 2月の最終週は、連続して多読の時間をとりました。約10分程度自分が選んだ本を黙読し、その後、概要を英語や日本語で書きとめ、読んだ本の情報をペアで伝え合う活動を行いました。authentic materialsを用いることで生徒たちが真剣に読んだり、笑顔で内容を共有したりしている姿をみて、「読むこと」の本来の目的に最も近づけるのではないかと感じさせられました。

継続して行ったSmall Talk(3年)

 2月28日(金)3年生全てのクラスで英語科の授業を終了しました。3年間、毎時間授業の初めに帯活動の一つとして行ってきた活動にSmall Talkがあります。初め「話すこと」に対して苦手意識をもっている生徒もいましたが、最後のアンケートには次のような意見がみられました。「一年生のときにはうまく英語を使うことや英語の学習が苦手でした。しかし、3年間を通してSmall Talkで少しずつ自分の思うことを伝えたり、最後まで(時間いっぱい)会話ができりしたたときは自分の成長を感じることができました。」

 トピックを発達段階や学習している単元との関係で変えることで、いかに会話をふくらませるべきか試行錯誤する姿もみられました。また、ペアの形態を3パターン用意し、適宜、となりのペア・たてのペア・ななめのペアと相手を変えることで、相手意識をもって対話をするようにもなりました。会話を継続するための手立てとして、会話のつなげ方を適宜提示したり、対話例を示したりすることで、相手とアイコンタクトをとったり、ジェスチャーも交えたりしながら笑顔で対話する姿が多く見られました。

校内の研究授業(2024年度1年生)

 2月4日(火)に校内の研究授業を行いました。この1年間、生徒が各自のタブレットを使い、学習者用デジタル教科書や他のアプリなどを活用しながら学びをデザインする授業に取り組んできました。このスタイルで生徒が学びに取り組んでいる様子を先生方に見ていただくことができました。
 今後もよりよい授業を目指して、生徒と授業をつくっていきたいと思います。

 

英語でディベートにチャレンジ!(3年)

 3時間かけ、物事を論理的・多面的に考えて、説得力のある主張をできるようになるために、ディベートに挑戦しました。与えられた論題について賛成派と反対派に分かれてルールに従って議論を行い、最後はジャッジが判定を行いました。第3時は、"Homework should be abolished."と"School uniforms should be abolished."の2つのトピックを4つのグループに分かれて議論しました。最終はディベートの流れにも慣れ、積極的に意見が交わされました。。授業後、次のような振り返りがみられました。

 「言い争いにならないように、相手の意見をしっかりと受け止めて、相手の良いところも言えた。」「相手の意見を受けとめつつ、相手に納得してもらえるような主張ができた。」「相手の意見を尊重しながら質問できた。」

 また、ジャッジをしたある生徒は「賛成派も反対派も良いことを言っていたので判断が難しかった。より身近に意見を述べられている方を選んだ。『伝わる』を重視した。」「客観的にディベートをみて、主張を順序立てて説明することが大切だと思った。また、分かりやすい単語ではっきりと伝えるべきだと感じた。」「双方の意見を比べながら聞いていたが、分かりやすく英語で伝え、相手を思いやっているところも見えた。」

オープンスクールにて英語で学校紹介をしました!(3年)

 オープンスクールで附属中学校の学校生活を小学生や保護者の皆様に紹介しました。当日までに3時間かけて、students and staffs, schedule, school events, school lunch, schoool rules, school map (facility), subjects, school uniform, club activityの9つのジャンルについて、小学生が知りたい情報は何かを考えながら、先生方にインタビューするなど必要な情報を収集したり、写真や動画を撮影したりして、分かりやすいスライドを作成しました。班員と協力して、笑顔で分かりやすく伝えることができました。

 授業後、次のような生徒の振り返りがみられました。「回数を重ねる毎にどのように伝えれば小学生がうなずいてくれるのか分かるようになり、笑顔で附属中学校の魅力を伝えることができた。」「小学生に伝わるような表現を工夫することで、内容を理解し、質問もしてもらえた。」「必要に応じて、ジェスチャーなどを用いて対応できた。小学生のリアクションを見ながらゆっくりと伝えた。直接下級生に英語でプレゼンをするのは初めてだったので緊張したが、自分なりに上手くできた。」

大学の留学生が見学に(2024年度1年生)

7月12日(金)に鳴門教育大学の留学生2名が、生徒がタブレットを使っている授業を見学するため、本校に来校しました。第1学年の英語の授業にも見学に来てくれました。学習者用デジタル教科書やReading Progressを使って各自が学びを進めている様子に、とても関心をもってくれたとのことでした。

記事 "Animals on the Red List” を書きました。(3年)

単元末の活動として、徳島(周辺)で絶滅の危惧にひんしている動物について、世界に向けて彼らの現状を知らせる記事を書きました。グループで情報収集し、それらを整理した後、自分たちの意見や考えも加えてクラス全員に向けて発表しました。どのグループも、生息地や個体数、IUCNレッドリストの分類での段階、その他の情報を読み手に分かりやすくまとめることができました。授業後は次のような感想がみられました。

「相手に分かりやすく伝えるために、日本語名も書いたり、端的に情報をまとめたりできた。」、「自分の意見や考えを前の単元よりも簡潔に書けるようになった。」、「班で協力して、できるだけ簡潔な単語や表現方法を用いて、分かりやすい記事が書けた。」「絶滅に瀕している原因や今後の取り組みも簡潔に書くことができた。」

学習者用デジタル教科書などを使った学び③(2024年度1年生)

前回の投稿から1か月ほど経ちました。生徒たちは自分で学びをデザインすることの楽しさも難しさも両方とも感じているように思われます。教師から適宜フィードバックをしながら、今後も生徒が学びをよりよくデザインできるようになることを願っています。

コンピューターの画面の写真は、MicrosoftのTeamsで使えるReading Progressという音読練習のツールです。このツールを使って音読を提出すると、AIが発音の正確さをチェックし、正解率が数字で出るようになっています。学習者用デジタル教科書で発音の確認をし、音読練習を重ねた成果をこのReading Progressで発揮するという流れで活用しています。

また、教師側が必ず押さえておきたいポイントなどを学級全体に伝えたり、生徒が練習する必要があることを全員で取り組めたりする時間も設定しています。グループになって話している写真はこの時間の学習活動の一場面で、これは単元末のパフォーマンステストに向けて本番どおりの練習をしています。

生徒が学びをデザインする時間と教師が指導すべき時間のよいバランスを考えて、これからも生徒と授業をつくっていきたいと思います。

ドイツ訪問団の方々との交流授業(3年)

 6月3日(月)の2時間目に、9名のドイツ訪問団の方々が英語の授業を視察されました。3年生は単元終末の活動として、2作目となるPhoto Haikuを制作しました。単元始めにも、各自が選んだ季節を表す写真を3行の俳句で詠みました。単元を通して英語俳句の特徴を学んだことを生かして、今回は特にシラブルやリズム、季語も意識して個々の感性を表現しました。授業後には、訪問団のみなさんに、一筆箋に書き留めた英語俳句を(折り鶴を付けた封筒に入れて)プレゼントしました。

学習者用デジタル教科書などを使った学び②(2024年度1年生)

前回はこの学び方での1回目の写真を載せましたが、今回は同じクラスの3回目の様子です。一見すると休み時間のように見えますが、各自がこの授業時間で達成したい目標を設定し、その目標を達成するための学びを自分で考えて実行しています。個別で音読練習や問題演習をする生徒もいれば、クラスメイトと一緒に単元のゴールの達成に向けた言語活動に取り組む生徒もいるなど、多様な学びが見られました。生徒もこの学び方のイメージがつかめてきたようで、少しずつ軌道に乗り始めたように感じました。

タブレットの画面の写真は、学習者用デジタル教科書のページです。各自が学習者用デジタル教科書や他のアプリを使えることで、この学び方ができています。

学習者用デジタル教科書などを使った学び(2024年度1年生)

英語では、学習者用デジタル教科書が使えます。1年生では、各自のタブレットを使い、学習者用デジタル教科書や他のアプリなどを活用しながら、生徒が学びをデザインする授業に取り組み始めました。まだ最初の段階ですが、これから授業を重ねていくと慣れていき、教室では個別最適な学びと協働的な学びが同時に展開されていくと考えます。写真は1回目の授業の様子です。個別でタブレットを使って音声を確認して音読の練習をする生徒が多くいましたが、学習者用デジタル教科書などを使ってクラスメイトと確認しながら学ぶ生徒や、単元のゴールにむけた言語活動をする生徒もいました。このスタイルに慣れていくと、各自の学びの状況に合わせてさらに多様な学びが見られるようになると思います。

Western Carolina Universityの学生との交流授業(3年)

 5月20日(月)、Western Carolina University(米国)から学生6名と教授、スタッフ各1名が英語の授業を視察しました。WCUの学生に喜んでいただけるように、事前の限られた時間で準備を進めてきました。2時間目から4時間目まで、担当した3クラスが、附属中学校や伝統文化、スポーツ、観光地、日本料理等を紹介しました。特に、実演を企画した班は、WCUの学生さんに、折り紙、コマ回し、茶道や阿波踊り等を体験していただきしました。

 今年度はすでに、鳴門教育大学の留学生の方々と交流する機会が2度あり、その経験もいかすことができました。また、相手意識をもち、工夫して表現することの大切さに気付くことができました。

MetaMojiを使って研究授業をしました

1年生で研究授業をしました。文部科学省から出されている「新学習指導要領対応 中学校外国語教材 Bridge」を利用して独自に作った教材を使い,またGIGAスクール構想に基づきMetaMoji ClassRoomというアプリを使っての授業を実践しました。4月以降もこのアプリを使っての授業をしていきたいと思いました。

2,3年生合同英語をしました

7月11日(木)3年生と2年生の同じクラス(例えば3年4組と2年4組)で異学年合同英語を実施しました。

3年生の教科書には「修学旅行」というタイトルで,修学旅行の思い出をまとめて発表する学習活動が設定されているページがあります。本校では2年生10月に修学旅行に行くため,3年生の教科書に載っていても学習する時期が合いません。しかし,これから修学旅行への取組を進めていく2年生に伝える発表とすることで,この学習活動は大きな意味をもつと考えました。そこで,3年生が2年生に修学旅行についてプレゼンテーションをする時間を設定しました。

異学年合同での英語の授業に最初は少し難しさを感じていたようですが,時間が経つにつれて声も大きくなり,笑いも増えてきました。生徒の感想には,この形態での学習活動だからこその気付きや学びが多く書かれていました。

3年生 プレゼンテーション学級大会と学年大会をしました(Fuchu EcoAction)

   教科書の内容と関連させて,附属中学校でできるエコアクションを考えて提案するプレゼンテーション活動をしました。5月の研究発表会を経て,6月に学級大会を実施しました。そして各学級代表2グループ,計8グループによる学年大会を6月24日に実施しました。自転車をこいで発電する装置の設置や,リサイクルをしたらポイントが増えるシステム,植物を植えて緑のカーテンを作り野菜も食べられるようにすること,毎日飲む牛乳のストローをプラスチック製から変更する案など,様々なアイデアが発表されました。昨年度から続けてきたプレゼンテーション大会も3回目となりました。卒業までにあと1回実施する予定です。4技能5領域の統合的な活動としても,より良い活動としていけたらと思います。

第2学年プレゼンテーション大会(テーマ:環境)

 3月18日(月)に,第2学年のプレゼンテーション大会を実施しました。12月にもプレゼンテーション大会を実施しましたので,2回目になります。今回はOSI(Our Simple Ideas)という名称にしました。英語の教科書の最後にある読み物教材は,太陽光を利用した調理器具「ソーラークッカー」の紹介を通して,世界的な環境問題とその解決策について考えさせる説明文となっています。

 本文は再生可能エネルギーについても触れており,また最後の一文は「ときには単純なアイデアが,世界をよりよいほうへとかえる力をもっているのです」となっています。そこから,ソーラークッカーのような,再生可能エネルギーを使った道具を班で考えて,それを英語で発表する学習活動を今年度の締めくくりとして設定しました。

 事前に各学級内で大会を実施し,学年大会へ進む2グループが決定しました。計8グループで実施した学年大会では,アイデア力と英語力が求められる中,どの班も素晴らしい発表ができました。

第2学年でプレゼンテーションの学級大会・学年大会を実施しました

校内研究授業の次の時間の12月3日(月)に,各学級で「附属中学校への提案」のプレゼンテーション大会を実施しました。ここでクラスメイトから一番多くの票を得た1つの班と教員の推薦を受けた1つの班の,計2つの班が学級代表に選ばれました。

各学級代表2つの班,計8つの班による学年大会を12月10日(月)に実施しました。各班とも学級大会から改善した発表をすることができました。その後の質疑応答は即興性が求められるので難しさもありましたが,生徒は一生懸命に頑張っていました。日記や振り返りシートには,この一連の学習での楽しさや成長が書かれていました。このような活動を今後も計画したいと思います。

校内研究授業を実施しました

 11月30日(金)に,第2学年で校内研究授業を実施しました。この単元では「附属中学校への提案」をプレゼンテーションします。学級大会を実施し,選ばれた2つの班が代表となって学年大会へ進みます。この研究授業では,学級大会へ向けた最終準備時間としての授業を展開しました。この時間で改善したプレゼンテーションを,次時の学級大会で発表します。

第1学年で校内研究授業をしました

Task-Based Language Teaching(TBLT)のスタイルで,英語で意見を言い合う授業をしました。少し難しいレベルの学習活動になりましたが,生徒たちは一生懸命に英語を使ってコミュニケーションをしました。

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