学習課題:「介護分野に外国人労働者を雇用する政策を、どのように判断するのか」について、研究授業を行いました。日本は人口減少時代に突入し、今後、労働力人口の減少による社会への影響が危惧されています。そのような状況において、慢性的に人出不足となっている介護分野に、外国人労働者を雇用することで人出不足を補おうとする動きがあります。この政策に対して生徒と共に考え、判断する授業を実践しました。
3月1日(月),3年生を対象に租税教室を実施しました。徳島税務署から講師の方をお招きし,税の仕組みや役割について,動画の視聴と講義によりお話をいただきました。税の仕組みや役割については,社会科公民的分野においても学習しますが,より深い内容を税務署の方から学ぶことができました。
2年生2名が,自主研究レポートの審査を通過し,フォーラムに出場しました。自分が発見した「石」が石器であるかどうかをさまざまな方法で検証し,専門家に鑑定を依頼し,明らかになったことについての発表,東北地方にアイヌ語に由来する地名が残っていることから,アイヌの人々がどのように日本に渡り,どのような文化圏を築き,変化したのかなどについての発表を行いました。地域研究部門において,優秀賞と奨励賞をいただきました。
課題探究学習最終日は,大学の先生と大学院生による授業で,社会との関わりから自分のキャリアを考えるというテーマでした。将来,なりたい職業があっても社会の状況によって変えざるを得なくなったり,社会や周りの人が望む自分像と,なりたい自分像が対立したりすることがあるということをふまえ,住民,利益,生活,伝統文化の継承など,自分は何のために働くのかを考え,9つのキャリア像の中から最も共感できる生き方を考えました。
教科書会社「帝国書院」の臨時休業中の学習支援コンテンツを紹介します。
https://www.teikokushoin.co.jp/textbook/junior/2020_home_study/index.html
課題探究学習の2時間目は、徴収した税の配分について考えました。教育や産業、交通や社会保障など、どのような項目に、どれだけの歳出を配分するのかをグループで協議し、円グラフを作成しました。その結果をグループの代表者が全体に発表し、各グループの考えを共有しました。
大学院生による「税」についての授業がありました。社会を選択した10名の中学2年生を対象に、1時間目は「税の徴収方法」について意見交換し、自分の考えを深めていきました。
5月31日(金)、本校の教育研究発表会が開催されました。社会科歴史的分野の単元「江戸時代の社会変化と庶民の生活」において、学習課題「1700年代まで武士や庶民の旅行は制限されていたのに、1800年前後に庶民の旅行がブームになったのは、なぜか。」についての課題解決を進めました。
学習課題を解決するために「産業の発達」・「貨幣経済の広がり」・「交通網の整備」・「出版の発達」の4つの観点から整理された資料を読み取り、因果などの関係で関連付けて解釈し、考えを表現する学習活動を展開しました。
解釈するための手立てとしてミニホワイトボードを用いてイメージマップを作成し、見方・考え方を可視化できるようにしました。