校長室から

♪ あなたの夢をあきらめないで‥‥負けないように悔やまぬようにあなたらしく輝いてね ♪ 2019年4月24日





   平成31年度がスタートして、はや3週間が過ぎました。本校でも新入生133名を迎え415人が、元気に新しい教室、新しいクラスメイトと共に、学校生活をスタートさせました。今年、本校では、子供たちが自ら学ぼうとするきっかけとなるようなネタを仕込んだ授業を展開し、何事にも目標を定めて挑戦させ、その振り返りを通して個々の成長を促し、簡単に夢をあきらめない姿勢を育みます。そして、友と本音で語り合える温もりのある居場所を提供して、子供と共に成長し合える教職員集団を目指します。
   元号が変わるという、歴史的な節目を子供たちと共に本校で迎えられることに大きな感動を覚えます。今、平成の時代を振り返る特番が連日放送されているように、令和の次の年号を迎える時、必ず、令和元年を迎えた「今」を思い出すときが来ると思います。そのころ、子供たちは、きっと各方面でリーダーとなって活躍してくれていることと思いますが、その時に思い出す「今」がほろ苦い思い出でなく、充実した楽しい出来事が次々と思い出されるように、しっかりと一日一日を大切に生きて欲しいと願っています。
  本校では、2週間くらいの間隔で、玄関ホールにある黒板に教員が交代で1年間、子供たちへのメッセージを書きます。(写真) 誰が書いたのかは、卒業式前に配る校誌「そだち」の中で、その時の文章とともに紹介するのですが、今回は私が、先ほどのような思いを込めて、書きましたので、その内容と共に私が書いたことをフライングでカミングアウトします。それが次の内容です。


                               「目には青葉山ほととぎす初鰹」
  上(黒板には右と表記)の句は江戸時代の俳人、山口素堂の有名な句で、皆さんも聞いたことがあると思います。ホトトギスに対する「耳には」初ガツオに対する「口には」を省いて、青葉に対する「目には」という表現で、初夏に向かう今の季節を鮮烈に表現しているところが印象深いです。
  青葉と言いますが、校門通りのメタセコイヤや中庭のサクラの木をはじめ、今まさに若葉が勢いよく伸びています。日々大きくなる「鮮やかな緑」の葉には、何とも言えない勢いを感じます。附属中学校の敷地内にある百本に及ぶ木々(こんなにたくさんの樹木があるのを知っていましたか?一度数えてみてください)の息吹を最も感じる時です。パワースポットという訳ではありませんが、附中の樹木の成長のエネルギーを是非吸収して、皆さんも心身ともにどんどん成長して、新年度のスタートダッシュに勢いをつけてください。
  新年度と言えば、いよいよ平成の時代が終わって令和の時代が始まります。昭和から平成に変わったとき皆さんの親御さんは、中学生前後だったかと思います。本校の職員はその時生まれていなかった者から、社会人になっていた者まで様々ですが今回皆さんは「附属中学生」、教職員は「附属中教職員」であったという事実がそれぞれの自分史に刻まれます。元号が変わるという歴史的な節目を皆さんと共に「附属中学校」で迎えられることに感慨深いものを感じます。
  将来、令和の次の年号の時代がやってくるとき、必ず平成から令和に変わった「今」を思い出します。将来思い出される令和元年に素敵な思い出が刻まれるよう、一日一日努力を重ねましょう。 令和元年まであと7日!

  今年も子供たちには、「挑戦する姿勢」を持って欲しいと話しています。ただ、挑戦には失敗がつきものですが、失敗した時にその過程をしっかりと振り返り、改善点を見出して欲しいとお願いしています。そうすることで、再び挑戦しようとする勇気がわいてくると思います。そうすることで簡単にあきらめない気持ち、すなわち「夢をあきらめない」気持ちを持ち続けて欲しいのです。そこで表題曲です。この曲は、今から32年前の1987年2月のリリースで、私が、県下1のマンモス校で学年の合唱コンクールで優勝したときの思い出の曲です。当時音楽の先生から「この曲で優勝したクラスは無い」と言われながらも果敢にこの曲に挑戦し、朝、昼、帰りと、子供たちと共に教室に私物のキーボードを持ち込んで練習し、見事学年10クラスの中で1位に輝いた忘れられない曲なのです。奇しくも、この曲を大ヒットさせたアーティストの病気が公表されました。一日も早い回復をお祈りしています。



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