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平成30年戌年の授業も無事終わり、冬季休業に入っております。今年は今までのところ、予想を上回る暖冬が四国徳島の地では続いております。しかしながらそろそろクリスマス寒波らしきものがやってくると報じられております。今日(12月23日)も午後からシトシトと雨が降ってきました。だからと言って、クリスマスを前に、 ♪雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろ・・・♪ なんて、ベタな話はいたしません!
年末恒例の、各ジャンルの10大ニュースやら、20大ニュースやらが、テレビ・新聞で報じられています。今年は自然災害が大変多く、自然の前では人間の力のちっぽけなことを痛感しましたが、その災害を人間の温かい思いやりを原動力としたボランティア活動で乗り切ってきたことがたくさんニュースの上位で報道されていました。また、お年寄りや子供といった社会的弱者が犠牲になった残忍なニュースも多く、世界に目を向けると、国と国の利権争いも数多く起こり、それらの多くはまだ継続中であることも改めて認識しました。犯罪や争いをやめる特効薬があるわけでもなく、海外における諸問題は、政治や国民性も絡んで何かと難しい問題ばかりですが、これは、AIやIoTが発展してもたやすく解決する問題ではなさそうです。我々教育現場にかかわるものとしては、今後これらの課題に正面からぶつかっていく今の子供たちに、各教科を通して身につける課題解決能力の育成とともに、来年度から必修化となる「特別の教科 道徳」の時間を教師もともに成長する場と捉え、しっかりと取り組んでいく所存です。
ややもすると、文明の発達した(少しだけ歴史上、先を歩んでるだけ)国の者や、新しい機器に囲まれた生活を送っている者が、GDPが少ない国の人や昔の人より偉いと勘違いしてしまいがちになり,それが変なプライドを生じさせ,相手の立場に立った思考を邪魔してしまっているケースもあるのではないかと思います。幸い,あらゆる機会に歴史と伝統を感じさせてくれる土壌のある本校においては、先人の偉業をしっかり伝え、当時のことに思いを馳せ,それらを通して学ばせる中で、これからの未来を生きる子供たちを成長させていきたいと考えています。これは、何かとこの「校長室から」に昔の歌の一節を引用する私の言い訳ではありません。(笑) ただ、本校の校長室には私の私物の蓄音機が置いてあり、放課後、仕事をしながら78回転のSP盤を鳴らしています。(写真上) 他に私が中学生の頃憧れていたイギリス製の陶器のスピーカー(30年前に製造中止)からは、決して最新のディジタル対応のスピーカーには負けない(私の主観ですが、聴いた方は皆さんそうおっしゃってくれます)音を奏でてくれます。(写真中) また、私の愛車は、製造から22年半が過ぎ、オドメーターは、先月30万kmを超えました。(写真下) 30万kmというと、長い距離と思えますが、見方を変えれば、光の速さだと1秒で到達する距離です。 ということで、私が長年技術教育にかかわり、中学生の頃からずっとモノづくりに情熱を注いできた(遊んできた!?)影響とはいえ、古きを知ってこそ、先人の知恵に学んでこそ、新しきもの、改革はできるものと信じています。これは本校のチャレンジ精神の根底に据えていることで、今までのことを調べ、知り尽くしてこそ、新しいことに取り組めば実を結ぶものと信じ、本校の教職員、生徒にも4月から機会を捉えて話しています。そのような姿勢を大切にすることで、ついつい勘違いして、上から目線で話したり考えていないか、私自身が常に自問自答しています。
長くなりましたが(いつものこと!)今回のタイトルが、『なごり雪』で有名なアーティストの曲名だと気づかれた方は少ないかも知れません。私がこの曲に出会ったのは、高校2年生でした。1979年リリースです。当時この曲を聴いて,思い上がっていた自分に衝撃を受けたのを覚えています。それは、初めて聴いた時の時間や天候まではっきりと覚えていることからも明らかです。高校が冬休みに入った、ちょうど12月末の今頃でした。このアーティストはコンサートでは必ずこの曲を歌ってきたそうです。たまたま、2019年の2月に私たちの県にこのアーティストと、『木綿のハンカチーフ』で有名な二人がやってきてコンサートがあると、最近地元ローカル局で頻繁にコマーシャルをしていまして、シトシトと雨が降りだしたときに、脳裏をこの曲がよぎりました。(CMではもちろん有名な方の歌のワンフレーズが流れていますが)それでは、この歌の歌詞の一部を著作権法32条の1項を順守して一部を「引用」いたします。
《 いつか冷たい雨が - イルカ - 》 一部引用
雪が降る駅の片隅で 誰にもいたずらされないように うずくまっている 年老いた犬
パンをあげても見てるだけ 時が来れば汽車に乗る私 泣くことのほか 何もしてあげられない私
広い道路の真中で 轢かれてしまった三毛猫 その上を何台もの車が 通り過ぎて行く
思わず目を閉じてしまった 私を許してください みんなだって そう思っていると 信じたいのです
牛や鳥やお魚も 人間の為にあるのよ サァ残さずに食べなさい
そんな風に言うお母さんにはなりたくありません
でも私だって食べて育ってきたのだし 虫だって殺したこともあります
だから だから お願いです もう役に立たなくなったら 捨ててしまったり
自分本位で可愛がったり 小さな檻に閉じ込めて 馬鹿にしたり汚がったり
人間だけが偉いんだなんて ことだけは思わないでください
(JASRAC 007-4037-3)