校長室から

枯れ葉散る夕暮れは・・・ 2018年11月23日





 11月も半ばを過ぎ,二十四節気では「小雪」を迎えました,小雪とは,わずかながら雪が降り始める頃とされ,本格的な冬の到来がすぐそこに感じられる時季と言われています。今年は11月に入っても暖かい日々が続いていましたが,最近では四国地方も最低気温が10度を切り始め暖房器具が活躍し始める時期となってきました。
  本校の中庭に目をやると,春には満開に咲き誇った桜の木がすっかり色づき,そしてそれらが落葉し,中庭にアクセントをつけています。(上から写真1) 毎年のルーティンワークとはいえ,この桜の木の葉がすべて紅葉し,そして落葉し,それを子供たちが毎日,笹箒や熊手を使って集めています。これは中庭だけで無く,本校の校門通りに連なる「メタセコイヤ」も同様です。(写真2)  私が本校に赴任した15年前に,当時の学年主任が生徒に「こんなにたくさんの大きなメタセコイヤが植えられている所って大変珍しいんですよ。まるで,冬ソナのあの名場面を見るかのようでしょ!」と力説していたのを思い出します。保護者の皆様はあの雪とメタセコイヤのシーン,ご存じのことと思います。そのメタセコイヤも新緑の季節には眩しいくらいに美しい葉も,台風の後はその葉がかなり吹き飛ばされて,校門通りが緑の絨毯と化します。紅葉も素敵なのですが,すべての葉が落葉しますので,その落ち葉の量も半端ではありません。校門通りということで,ボランティア部やその顧問,3年主任が中心となって,毎朝きれいに落ち葉を集めてくれています。美しい環境を保ち,そういう環境で来校者もお迎えしたい,このような温かい気持ちが全校に充満していって欲しいと願っています。 本校で代表的な紅葉は,この中庭の桜と,校門通りのメタセコイヤなのですが,体育館横の駐車場奥には1本の銀杏の木があり,真っ黄色に色づいてきています。(写真3)  他にも技術棟の壁に張りついている蔦が色づいている(写真4)のを見て,ほっこりします。
  あの記録的な猛暑から約4ヶ月,無意識のうちにも発していた「あっつ~」が,「さぶっ!」に変わっている自分に可笑しくもありますが,四季の変化を実感できるところで生活できていることに感謝の気持ちが持てるようになったのは,年を重ねたからかも知れませんが,それ以上に,毎日落ち葉をしっかり集めてくれている,生徒や先生方の存在を知っているからだと思います。
  校内では,先日,後期生徒会役員の立ち会い演説と応援演説,そして投票があり,2年生,1年生の新役員が決まりました。500人近い生徒や先生方の前で,壇上から演説をす凜とした姿の候補者や応援弁士は,みんな本当に頼もしく,聞いている生徒も話しに引き込まれていました。壇上から全校生徒に話をするなどという機会は教師でも,離任や着任の挨拶くらいで,
早々あるものではありません。私も今年までは,ほとんど経験がありませんでした。新生徒会役員が先輩の功績を受け継いで,さらにアクティブに活動してくれるだろうことを予感させてくれました。大いに期待しています。

  最後に(最近は,次は何の曲が出てくるの?なんて半分嘲笑ぎみに聞いてくれる方もいらっしゃいますが,私の駄文はともかく,ここを見に来ていただいて,他のページを見てもらえることが大事かなと,本校の宣伝マンとしては思っております) タイトルのフレーズで始まる曲はリリースが38年前なので,これまた保護者の皆様にとっては,時代が違うと言われますね。私は学生時代,このたび同じ場所で新築されることになった徳島市文化センターへ当人のコンサートに出かけました。圧倒的な歌唱力に感動したことを覚えています。中庭に広がる落ち葉を眺めた瞬間,今回はこの曲のフレーズを使おうと思ったのですが,リアルタイムではなくても,耳覚えのある方は多いですよね。ちなみに本校の事務室では,私がこの曲のイントロを口ずさんだ瞬間,「恋人よ」と叫んでくださった方がいらっしゃいます。枯れ葉は歌詞の通り,来る日の寒さをものがたっているように見えますが,来たるべく冬本番の寒さに負けないように,心温まる言動があふれる,ぬくもりに満ちた学校になるようにしていきたいと思っています。

  駄文を最後までお読みいただき感謝申し上げます。是非,教科や生徒の活動等,他のページもご覧ください。



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