校長室から

風立ちぬ 今は秋 2018年9月30日





  4週間の実地教育をを終え,9月28日をもって52名の教育実習生が本校から去っていったので,急に本校も平常を取り戻すかと思いきや,台風24号の襲来です。本校は校舎の形状がまっすぐな長方形とかでは無く,中庭を囲むような台形状(と言っても下辺がなく,下辺に当たる所は,その半分くらいの長さで技術棟が別棟で建っています,と言っても本校関係者以外の皆様は,わからないですよね。トップページの写真でイメージしてください)の建物のため,風の巻き込みが大きく,窓に当たる風音も伴って,すさまじいサウンド(!)を奏でています。朝からずっと校長室でその音を聞いていると,いつの間にかBGMのような感じに聞こえだしたのは,私の鈍さ故だと思います。この台風が過ぎれば10月に入り,一気に秋めいてくるかな,などと思って今回のタイトルとしました。先週も朝夕は,1ヶ月前までのあの猛暑は何だったの?と思うほど涼しくはなっていました。でも,異常気象という言葉もこれだけ聞き慣れると異常という言葉はそぐわないのでは,と思う程の異常気象です。7月の集中豪雨,そして先般の台風21号の被害も十分に復旧できていない中での24号の接近です。関西に上陸し,現在愛知県まで進み(9月30日23時現在),少し風雨が収まってきたなと思い気象情報を見ていますと,もう25号が今回と似通ったルートを取り始めているとか・・・。本校は10月5日が前期終業式で,1週間の秋休みを挟んで,10月16日から後期の授業が始まります。「勉強に最も適した,こんないい季節に1週間も学校が休みなの?」という御指摘を頂くことがよくありますが,この間に1年生は2泊3日の宿泊活動,2年生は3泊4日の修学旅行に出かけます。これらの行事も,伝統とオリジナリティに溢れていますので(特に修学旅行は,全国でも最も早い時期〔昭和25年!〕から始まっており,その記録も詳細に残っていて,その頃から「修学」に重きを置いて,事前の研究発表,帰ってきてからの展示発表会など,現在まで脈々と続いています)については,また次回ご説明いたします。やっと,24号の暴風域から本県は抜けたようで,BGM(!)が小さくなりました。最後に今回のタイトルにピンときた保護者はじめ,私と同世代の皆様(生徒の皆さんは小説「風立ちぬ」を宮崎駿監督が映画化したアニメが思い浮かぶのでしょうね),この曲のリリースは1981年10月7日,ちょうど37年前,まさにこの時季だったのです。そして,この曲は大滝詠一の作曲(歌詞は松本隆)で,彼女の曲風がナイアガラサウンドも加わってガラッと深みが増し,それまでブリッ子として距離を置いていた女性ファンがグンと増えたきっかけになった曲と言われています。保護者の皆様におかれましては,是非当時の思い出や世の中の様子を一家団欒の場で,お子様に話してあげていただきたいです。 写真は,9月30日の台風接近時の本校の様子と、台風一過となった翌10月1日の朝、暴風で飛び散ったメタセコイヤの葉で,緑の絨毯と化した校門通りを生徒と教職員が一緒にリカバリーしている様子です。4枚目の写真は、小説「風立ちぬ」に関する私の手元にあったグッズです。



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