校長室から

12月12日 生徒会執行委員会委員長任命式の話 2013年12月12日





任命された皆さん,苦労もあると思いますが,附中生の期待を背負っており,大きなやりがいがある活動ですので存分に活躍してください。宜しくお願いします。

 それでは,生徒会への期待について例話をもとにお話しします。

今,中国の大気汚染が報道され,この問題にどう対応するか中国国内ばかりか近隣諸国でも大きな議論となっています。実は昔日本においても,中国と同じような大気汚染等の深刻な環境汚染があったのです。しかし,今はありませんね。では,日本はどう環境汚染を解決してきたのでしょうか。

私なりの考えとして,その答えをお話しします。

1つ,工夫に工夫を重ねて環境問題を解決できるだけの技術・方策を考え出したということです。

2つ,多くの国民の「規律正しく,気持ちよく生活していきたい」というモラルの高さだと思います。

3つ,多くの国民の「自分たちの代表が決めたことは守る」という意識の高さだと思います。

生徒会は,日本の政治・行政機構と同じような組織を附属中に作っているともいえるでしょう。

日本にさまざまな省庁等があるように附属中にも生徒会執行委員会があり,国のこうした組織を生かして,よりよい国を目指すように,生徒会の活動を通してよりよい附中を目指すのです。すなわち,生徒会は学校の課題を克服し,附中生が規律正しく,気持ちよく生活できるためにあるのです。

そこで,わたしが,みなさんにお話ししたいのは,今の例話のように「委員会が課題を認識して附中全体を視野に入れて工夫した方策を提案する」「全ての生徒のみなさんが規律正しく生活する・決まったことは守る」ということです。

 国の課題の解決は,関わっている人が考えた解決方策が注目されがちですが,グローバルな視野で課題をとらえるといった高い国民の意識やモラルがなければ,よい解決策であっても成果を挙げられるものではありません。

附属中の現状は,楽しく,規律正しい授業が行われており,先日行われた3年生模擬県議会は,マスコミにて報道されるほど質疑の噛み合ったレベルの高いものでした。また,前年に比べて,挨拶ができる生徒や5分前登校ができる生徒が増えているなどモラルも向上しています。このように,今までの生徒会の活動の成果が顕著となってきています。

しかし,「悪口や陰口といったいじめの根絶」や「効率的な清掃・整理整頓が十分とは言えない」など,解決すべき課題もあります。

 すでに生徒会では「附中いじめ撲滅宣言(なかよしの宣言)」を行い積極的に活動しているところですが,このたびの生徒会組織は,ぜひ,こうした課題にさらに前向きに取り組み,成果を挙げ,附中生全員が楽しく,規律正しく,安全に生活できることを目指してください。

 ※写真は生徒会による朝の挨拶運動及び3年模擬県議会の様子です。



過去のタイトル一覧
校長就任のご挨拶(2026年4月16日)