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平成25年6月17日(月)6校時に市総体壮行会を行いました。その折,生徒に講話した内容は次のとおりです。なお,この話の中で生徒に紹介した本校ソフトボール部の練習方法は,SportsJapan vol.7(平成25年5月10日発行:日本体育協会 編集:株式会社ベースボール・マガジン社)に掲載されておりますので,機会がありましたら,ご覧ください。
今年も,いよいよ総体の季節がやって来ましたね。
日々の練習の成果を遺憾なく発揮し,主将が中心となり,心を一つにして附中生らしく清々しくプレーして,多くの選手・チームが県大会に出場することを期待しています。
今日は,この総体で,特に,意識してほしいことをお話しします。
みなさん,総体で大切なこととは何ですか。
当然,フェアープレーをして勝つことと考えている人がほとんどでしょう。
競技で勝てば,チームが盛り上がり,部員間の信頼関係が深まります。当然,次の試合に向けて頑張ろうと思います。また,先生方はもとより家でそのことを話題にすれば家族も喜んでくれます。
こうしたことから市総体に向けて勝つことにこだわり,全力を尽くすことはとても大切ですね。
私がここでお話ししたいのは「勝つための方策に,こだわってほしい」ということです。
すなわち,どういう練習方法が効果的なのかよく考えて練習したり,短い時間できびきびと部員全員が効率よく活動できたり,部員同士の仲がよく一致団結して取り組めたりすることにこそ,こだわってほしいのです。
ここに,附属中ソフトボール部が取り組んだすばらしい例がありますので紹介しましょう。
SportsJapanという市販されている冊子に,取り上げられているのですよ。
それは,日々の練習を充実させるために練習ノートを活用したことです。
この練習ノートの中で,ソフトボールの技術的なことや声が出せたかといった態度的なことを日々振り返る等,自分の課題を明らかにして練習しているのです。
特に感心したのは,自分の練習内容や指導を受けた内容はもちろん,「仲間に思いやりをもって接したか」「練習中に道具を整理整頓できたか」「あいさつができたか」といったこともチェックしているのです。
どうですか。みなさん。日々の練習で,今紹介したように勝つための方策に拘っていますか。
総体当日にいくら勝ちたいと努力しても大きな効果は得られません。日々の練習へのこだわりこそが重要なのです。今日の練習から,効果的・効率的な練習,部員が一体となれる練習に拘ってください。
最後に,ひとつ付け加えておきます。
今紹介したように勝つことに拘り,必死に努力しても負けることはあるのです。
むしろ,勝つことの方が希かもしれません。
それは,一時的な負けと考えてください。皆さんが諦めない限り完全な負けなどないのです。市総体だけが大会ではありません。それをバネにして次に生かしてください。みなさんが勝つ方策にこだわり一生懸命取り組んだ練習は,必ず将来の試合ひいては正しい生き方にまでよい影響を与え,どこかで勝ちを与えるものです。これは,私の経験として断言できます。
それでは皆さんの健闘をお祈りして,私の講話を終わります。