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不来方(こずかた)のお城の草に寝ころびて
空に吸はれし
十五の心 石川 啄木
不来方(こずかた)のお城 とは、啄木が中学時代何度も訪れ、読書に
ふけった盛岡城の別名です。お城の草地に寝ころび見上げた空は、
限りなく青く澄みきって、心も自分自身も吸い込まれるように思われた…
多感な青春時代の心の動きが、一枚の写真のようにあざやかに描かれています。時間も空間も超えた無限の広がりを感じさせる一首です。
長い夏休み、特に3年生にとっては中学校生活最後の夏休みがやってきました。
みなさんの目の前には、15歳の啄木が感じとったような無限の青空が広がっています。
そこにどんな未来を描きますか。
可能性に満ちた夏、健康的で計画的な夏となることを期待しています。
校長 谷木 由利